サイト売却価格の相場とは。売上や利益のないサイトでも買い手は付く?

◆執筆者
 エス

今回はサイト売却価格の相場について詳しく書いていきます。

私自身、サイト売買を経験しており(購入を3回、売却を1回)、毎日欠かさず複数の売買サイトの案件をチェックしているので、その経験も踏まえつつ書いていきたいと思います。

サイト売却価格の相場

サイト売却価格の相場は、サイトの種類によって変わります。より具体的にはホワイトハットのサイトか、ブラックハットのサイトか、ECサイトかなどによって変わります。

ホワイトハットサイトの売却価格の相場

ホワイトハットのサイトとは、グーグルのリンクプログラムに関するガイドラインを遵守し、検索エンジンのランキング操作目的のために、自演リンクとかリンク交換とか中古ドメインの使用とかをしていないサイトのことです。

ホワイトハットのサイトの場合、売却価格の相場は月間利益の12ヵ月~36ヶ月分くらいといえます。

たとえば月5万円の利益を出しているホワイトハットのサイトなら、60万円~180万円くらいの範囲が売却価格の相場といえます(あくまで相場なので、それ以下でしか買い手がつかない場合もありますし、それ以上で買い手がつく場合もあります)。

「相場の幅が広いなオイ!」と思われるかもしれませんが、一口に「ホワイトハットのサイト」といっても色々なタイプがあるからです。

より具体的には、ホワイトハットサイトの需給には以下のような要素が関わってきます。

「サイトジャンル」「アクセス数や営業利益の安定性」「サイトブランド(知名度など)」「デザインやコンテンツの品質(オリジナルティ等)」「広告ジャンル(アドセンスメインかASPメインか、ASPメインなら商材は何か、買主が特単を持っているか等)」「運営開始時期」「ページ数」「更新頻度」「改善余地」「汎用性(誰でも運用や更新できるか等)」など

こういった要素によって「月間利益の何ヶ月分くらいで売れるか」というのにも幅が出てきます。

たとえば……

「3年前に運営を開始したサイトで(運営開始時期が最近ではない)、1年前からほぼ放置しており(更新頻度が低い)、それにも関わらずアクセス数も営業利益も毎月安定していて(アクセス数や営業利益の安定性が高い)、特単は存在するが出ていない状況で(買い手によっては特単を持っている広告ジャンル)、広告配置の更なる最適化も可能な(改善余地がある)、ホワイトハットのサイト」

こういう買主にとっての「THE 理想」みたいなサイトでしたら、月間利益の36ヶ月分かそれ以上の価格でも買い手が出てくる可能性はあると思います。

私はこの「THE 理想」にやや近いサイトを知り合いから月間利益の12ヶ月分くらいの価格で購入できたことがあります。売主が資金繰りに困っていて「すぐにでも売却したい」という状況だったからです。だから安めに買うことができました。

売主側の視点に立つなら、資金繰りに困っている等そういう背景が見えると値下げ交渉されやすいともいえます。その一方で、売却理由を洗いざらい全て説明することは売主の信用性を高め売れやすくなるという側面もあります(そもそも私は売却理由の背景が見えなければ買わなかった可能性もあります)。どちらが良い悪いとは一概にはいえません。

売上や利益がほとんどないホワイトハットサイトでも成約する

ホワイトハットのサイトの場合、売却価格の相場は月間利益の12ヵ月~36ヶ月分くらいと紹介しました。

その一方で、そもそも月間利益がないに等しいサイトが売れる場合もあります。その事例を一つ紹介します。

下記はサイト売買Zなどを運営しているマーケターZさんのツイートです。

月間利益400円の葬儀ジャンル系サイトが10万円で売りに出されました。その案件をマーケターZさんが上記のようにツイートしました。

その後、その案件がどうなったかを実際に確認してみると……


サイト売買Zの案件一覧ページより

全部で22件の問い合わせが入り、バッチリ成約しています。

いくらで成約したかまでは分かりませんが、22件も問い合わせがあったならそこそこの金額で成約したのではないかと予想できます。仮に10万円そのままで売れているなら、月間利益の250ヶ月分で売れたことになります。

そしてマーケターZさんの言う通り、「すでに5,000PV、3,500UUのある葬儀系サイトを10万円で作ることができる」という見方もできるので、売主にとっても買主にとってもWIN-WINの事例ではないかと思います。

このように売上や利益がないに等しいサイトでも、見方を変えるだけで人気案件になるポテンシャルを秘めているということもあるわけです。

「毎日頑張って記事を書いて、一生懸命サイトを作ったのに全然売上が発生しない……それどころかサーバー費用で赤字……こんなサイトどうせ誰も見向きもしないだろうし、もう閉鎖しようかな」というのは、ちょっともったいないケースもあるかもしれないということです。

ちなみにサイトを売却するならサイト売買Zは一番オススメといえます。

サイト売買Zに掲載された案件は単純に売れやすいです。

また、2万円(税抜)でサーバー移転も代行してくれたりします。私がサイト売買Zでサイト購入したときは、このサーバー移転代行サービスを利用しました。その結果、一切トラブルなくスムーズに移転できました。

もしサイト売却を考えているならサイト売買Zを素直にオススメします。サイトの無料査定をしてもらうことも可能です。いくらで売りに出すか迷う場合などは、まず無料査定をしてもらうのもアリだと思います。

ブラックハットサイトの売却価格の相場

ブラックハットのサイトとは、グーグルのリンクプログラムに関するガイドラインに反しているサイトのことです。検索エンジンのランキング操作目的のために、自演リンクとかリンク交換とか中古ドメインの使用とかをしているサイトのことです。

ブラックハットのサイトの場合、売却価格の相場は月間利益の6ヵ月~12ヶ月分くらいといえます。

一般論としてブラックハットはホワイトハットより(リンクプログラム違反の)ペナルティで飛びやすいと考えられるので、ホワイトハットのサイトより相場も安くなる傾向にあります。

私がとある売却案件の売主と交渉していたときの話です。「完全ホワイトハットのサイトですか?」と質問したら「はい、完全ホワイトハットのサイトです!」と返してきたのですが、URLを開示して貰ったあとに被リンクを調べたら自演リンク貼りまくりのブラックハットサイトだったということがあります。

ブラックハットなのにホワイトハットと嘘をついて売却することは詐欺にもなり得ますし、売却後のトラブルにも繋がるのでやめておきましょう。

また、ブラックハットのサイトを売却する場合は、ブラックハットのメリット・デメリットをよく理解したうえで購入検討している買い手に売却したほうが、売却後のトラブルを防止しやすいと思います。

私はアダルトレーダーという成人向けサイトの売買に向いているサイトで、「ちょっと成人向け要素のある2chまとめブログ」を売却したことがあります。

他の2chまとめブログと(nofollow属性も付けずに)相互リンクしまくっていたうえに、コンテンツは著作権侵害しまくりという「ブラックの中のブラック」みたいなク〇ブログでしたが、私と同じく2chまとめブログなどの運営経験があり全て理解してくれている方に売却したので、売却後も特にトラブルはありません。

今も売却したサイトをストーカーのように覗いていますが、ちゃんと運営してくれているようです。7年近く運営していたサイトなので、ブラック中のブラックなク〇ブログでも、私にとっては愛着のあるサイトだったりします。だから売却した今でもたまに覗いてしまいます。

ただ、やっぱり客観的にみてアレなブログなので、売却価格は月間利益の8ヶ月分くらいになりました。より具体的には、月間利益の10ヶ月分で売りに出したら法人含む8名くらいからお問い合わせがあり、全員が値下げ交渉をしてきました。

当時の私は2chまとめブログの更新に疲れており、「もう信用できそうな人に売れたらそれでいいや」という感じだったので、月間利益の8ヶ月分くらいで売ることにしました。

こんな感じで成人向け要素のあるサイトを売却するならアダルトレーダーも選択肢の一つです。

一般向けサイトを売却するならやはりサイト売買Zが一番オススメです。

上のほうでも書きましたが、サイト売買Zに掲載された案件は単純に売れやすいです。

また、2万円(税抜)でサーバー移転も代行してくれたりします。サイトの無料査定をしてもらうことも可能です。

いくらで売りに出すか迷う場合などは、まずサイト売買Zで無料査定をしてもらうのもアリだと思います。

ECサイトの売却価格の相場

ECサイトの場合、売却価格の相場は月間利益の12ヵ月~24ヶ月分くらいといえます。

ECサイトの場合、「販売商品のジャンル」「業務内容」「会員数やリピーターの数」「売上高や仕入高の規模」「利益率」「仕入(または制作)の難易度(得意先の引継ぎが可能か等)」「在庫の性質(在庫の保管方法など)」「購入後に在庫がどれくらい付いてくるか」なども需給に関わってきます。

また、無在庫販売のECサイトは比較的お問い合わせが増える印象です。デジタルコンテンツの販売や配信のみを行っているECサイトも、無在庫販売のECサイトに含まれるといえます。

あと、Amazon出品用アカウントの売却案件などもよく見かけます。この場合は「アカウントの評価数や評価の高さ」なども需給に関わってきます。

ちなみにAmazonいわく「出品用アカウントは、原則として譲渡できません」ということですが、「店舗名の変更等もなく、サイトの運営責任者の変更の枠に収まるなら規約上問題ない」という情報もあったりします。なんにせよ、Amazonの規約や方針が不変だという保証もないので、Amazon出品用アカウントの売却を検討している方は、念のためAmazonテクニカルサポートに事前確認してからのほうが無難だと思います。

以上、サイト売却価格の相場についてでした。